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好きだった中学の教師

自分の学生時代を思い出してみると、好きだったな~と思う先生は、あまりみあたらないのです。ほとんどの中学の教師は、好きではありませんでした。ただ、一人だけ、とても好きな中学の教師がいたのです。

その中学の教師は、国語科の教師でした。実を言うと私は、小学生時代に落ちこぼれて、ぜんぜん勉強のできない子どもでした。私の小学校時代の友人は、ほとんどが中学受験をして別な中学に進んでいましたから、知り合いが一人もいない中学での生活だったのです。他の生徒は、小学校からいっしょの友人たちとなんとなく集まって話しをします。
私の中学での生活は、そんな風に少し寂しい出発だったのです。

そんな中で、この中学の教師を好きになった理由は、ただ一つ、私を褒めてくれたからです。それ以来、中学の勉強が少し楽しくなりました。この教師がいるのといないのとでは、随分違った毎日になっていただろうなと思います。中学生は思春期で難しい時期でもありますが、やはり褒められるというのは嬉しいものでした。

それ以来この教師が教えてくれる国語だけは好きな教科となり、成績も少しずつあがりました。落ちこぼれだった私にとって、この教師は、本当に救いの神でした。

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